あきる野鍾乳洞ツアー

今日はあきる野鍾乳洞ツアー。天気がよければ自転車の予定だったが、台風の後ということもありバスで移動することにする。

昨日の天気予報では28度くらいまで上がるということだったが、起きてみると肌寒い。改めて天気予報を見ると、東京の最高気温は22度らしい。あわてて暖かめの服を準備する。

8:24出発。コンビニで昼食のおにぎりとお茶を買い、駅へ向かう。8:38中神発の武蔵五日市行きに乗る。9:07武蔵五日市駅着。nagino帝王、こばさん、royさんと合流。お茶を買い足す。

バスに乗る前にnagino帝王が鍾乳洞に電話して営業状況を確認。なんと大岳鍾乳洞は水量が多いため本日は閉鎖とのこと。三ツ合鍾乳洞は電話に出ない。受付のばあちゃんがまだ出勤していないのだろう。とりあえず、三ツ合に向かうことにする。

9:26上養沢行きバスに乗車。9:51三ツ合鍾乳洞入口着。歩き始める。「もう一息だよ!」、「もう少しで到着よ!!」といった看板に励まされつつ、10:05三ツ合鍾乳洞着。受付のばあちゃんは外で作業をしている。作業が一段落したところで、ばあちゃんが戻ってきた。「濡れても大丈夫な格好なら入ってもいいよ」とのことで、早速合羽を着て代金を払って入口へ向かう。

入口は小さめの鉄の扉。扉を開けて入洞。通路自体は通れるように人工的に掘り広げたような感じであるが、滝があったり、所々に成長した鍾乳石が見られるポイントがあったりする。鍾乳石は変色していたり藻が着いていたりするところもあったが、楽しめる鍾乳洞であった。

11:00三ツ合鍾乳洞出発。三ツ合鍾乳洞入口バス停まで戻り、更に一つ先のバス停である大岳鍾乳洞入口まで歩き、11:26バス停着。バス停近くの養澤神社で大岳鍾乳洞が見学できるようお参り。この神社には狛犬の代わりに龍がいた。

神社から大岳鍾乳洞を目指し歩き始める。道はおおむね舗装されているが、途中の採石場近辺では未舗装で傾斜もある。自転車で来るならMTBじゃないとつらいであろう。

11:58大岳鍾乳洞着。予想どおりというかなんというか、閉まっている。諦めきれずに受付を眺めたりする。看板によるとすぐ近くに小滝、1.3kmほど登ったところに大滝という滝があるらしい。しょうがないので、この滝を見に行くことにする。

12:11小滝着。結構立派な滝である。しばし滝を眺める。更に大滝に向かって歩き始める。

大滝の手前200m位で舗装路は終わり、ここからは完全な山道。台風の後なので下は濡れている。と、道を横切って小川が出現。普段は水面に出ていると思しき石もあるが、増水しているので水に浸かっている。これは水の中を歩かないと先には進めそうもない。あきらめて足首の上くらいまで水に浸かって進む。ゴアテックスの靴を履いてきているが、一旦水が入ってしまうと抜けないだけで意味なし。nagino帝王は一旦は「ここで待ってる」などと言っていたが鍾乳洞靴に履き替え川を横断。全員更に先へ進む。そしてちょっと歩いたところで12:43大滝到着。

大滝は上から落ちてくる水が横の岩に当たって跳ね返るという、とてもダイナミックで見応えのある滝であった。小川で引き返したりせずに見に来てよかった。

しばし景観を楽しんだ後、12:44に道を戻り始める。ぐしょぐしょの靴で「腹減った〜」と言いながら歩いて13:42大岳鍾乳洞入口バス停着。次のバスは14:10なので、行きにお参りした養澤神社の境内でおにぎりを広げて昼食。14:10バスに乗車。14:33武蔵五日市駅着。

続いて14:45発のつるつる温泉行きのバス「青春号」に乗る。これは蒸気機関車の形を模したバスで、客席部分がトレーラーになっている。当然の事ながら運転手から客席は見えないので車掌が乗っている。結構揺れてあまり乗り心地のよくない青春号で15:05つるつる温泉着。

温泉はお湯は気持ちよかったが結構混んでいた。というか、ちょっと湯船が狭すぎ。風呂でさっぱりした後16:10の武蔵五日市駅行きの青春号に乗ろうとしたら、結構混んでいる。と車掌さんが来て「同じ時間に臨時便が出る」とのこと。ラッキーと思いつつ乗り心地のよい普通のバスの方に乗る。16:29武蔵五日市駅着。

夕食は近くの蕎麦屋「寿庵 忠左衛門」に行くことに。つらつら歩いて16:38到着。天ぷら、温泉卵、蕎麦などがついた麦とろ御膳に秋茄子の焼浸しと自家製油あげを追加。とても美味しく満足。

18:03頃忠左衛門を出て18:11武蔵五日市駅着。が、ちょうど18:11の電車が出たばかり。次は18:37。時刻表を調べてから出てくるべきであった。適当に時間をつぶして18:37の電車に乗る。拝島で乗り換えて19:05中神着。自宅には19:21着。

天気はあまりよくなかったが、雨はぱらぱらする程度で助かった。楽しかった。次はぜひ大岳鍾乳洞に入りたい。