冬の沖縄旅行16日目

6:45頃起床。7:00から朝食。昨日歩いて、結構坂もあることが判明したので原付を借りることにする。
7:45宿を出発。「だいとう」が入港しているはずの西港へ向かう。07:56西港着。
北大東島は絶壁に囲まれているので船は接岸できない。その上高低差もあるし揺れるので、船は岸から数m離れて停泊し、人も荷物もクレーンで吊されて乗り降りする。西港に到着したときはちょうどコンテナや自動車がクレーンで吊られているところであった。人の乗降用のカゴもあった。2m四方のカゴである。ちょうど船員が船に戻るところで、カゴに入ってクレーンで吊られて行くところを見ることもできた。
西港付近を散策して、08:34西港を出発。08:40星野洞着。が見学は9:00からなので、ちょっと先に見えた風力発電の風車を見に行く。08:49風車に到着。ついでに近くの南大東漁港を眺める。ここは断崖を削り込んで作ってある港で、急な坂を下りていくと静かな港が現れる。8:56大東漁港発。9:01星野洞着。
料金を支払うと、大きめのランプとラジカセを貸してくれる。カセットテープに解説が入っているとのこと。おねえさんが、入り口まで行きカギを開け照明をつけてくれる。早速中へ。中は大きなホールとなっている。真っ白いきれいな鍾乳石がたくさんある。コース前半をテープを聞きながら進む。天井を見ていると、ヘリクタイトもちらほら。
そしてコース後半へ。天井からたくさんのストローが下がっている。長い物が多く、1mくらいはざら。見た中で一番長そうなのは1.5m程度か。洞内最長のストローは1.7mとのこと。また、真っ白い石柱があったりしてきれい。そしてさらに進むとヘリクタイトも大量に目の前で観察できる。ありがたみがなくなるくらいたくさんある。
鍾乳石の色がきれいで種類も豊富で、とても楽しめる鍾乳洞であった。10:13洞外へ。
10:28星野洞を出発。雨がパラパラ。北港をちょっと見てから10:47バリバリ岩へ。巨大な岩の割れ目を歩いて楽しむ。11:00出発。
このころから雨が強くなり始める。いくつか見るポイントをとばして島の南方面へ向かう。11:19海軍棒着。ここには岩を削って作った塩水プールがある。今は波が高くてほとんど海とつながっている。屋根のある休憩所があったので、朝買っておいた大東寿司で昼食。おいしい。
食べている間に雨は土砂降りに。少し待ったが止む気配がないので出発することにする。おとなしく宿に向かった方が良さそうな気がするので、経路上にあるシュガートレインの廃レールを2か所見て戻ることにする。
11:38海軍棒を出発。11:50一つめのレールに到着。雨は小降りになっている。11:56もう一つのレールに。さらに宿方面に向かうと、雨はあがっている。道路も濡れていない。あとで聞いたところによると、それほど大きくない島なのに、場所によって降ったり降らなかったりというのはよくあるらしい。雨も降っていないので、「南のドリーネ」に向かうことにする。埋められてしまうドリーネが多い中、オオコウモリの生息地として村が保存しているもの。12:09南のドリーネ着。けっこう大きいドリーネである。きっと昔はこんなものが島中にあったのであろう。
次は再び北に向かい、大池へ。12:28オヒルギの群落に到着。通常汽水域にはえているオヒルギが淡水の池の周りにはえている。その後大池の周りを一周して13:12大東神社へ。お参りをする。13:30宿に戻って原付を返却。
まだ時間があるので、宿の近くを散策。14:10ふるさと文化センターに行き、保存されているシュガートレインの蒸気機関車ディーゼル機関車を見る。ここは那覇より南なので、動いていれば日本最南端の鉄道であろう。
その後は、天気予報で有名(?)な南大東島地方気象台を眺めて、製糖工場を眺めて16:46に再度宿へ。
15:03宿の車で空港へ出発。15:10南大東空港着。定刻16:00南大東発のRAC835だが、ちょっと遅れて16:21滑走開始。離陸して車輪を格納したと思ったら、ちょっと飛んでまた車輪を出す。16:27北大東空港着。5分ほどのフライト。時刻表でも10分しかない。一旦飛行機を降りて旅客ターミナルへ。同じ飛行機に乗り込み北大東発定刻16:35のRAC848が16:50発。18:09那覇空港着。
ゆいレールで旭橋まで行き、東横イン那覇旭橋駅前にチェックイン。
夕食は丸安そばで肉そば。その後りっかりっか湯に行って温泉につかって本日も終了。