父島3日目

今日は聟島(通称ケータ島)ツアーです。朝食後7時30分前に迎えが来ました。支払いなどを済ませた後、港に移動しボートに乗ります。お客さんは6人。今日も天気がよく海も凪いでいます。船長によると「年に3日くらいしかない好況」だそうです。やはり普段の行いがよいと天気にも恵まれます。

父島のすぐ北側の兄島あたりでさっそくイルカに遭遇します。父島近辺にはハシナガイルカとミナミバンドウイルカがいるのですが、遊んでくれるのはミナミバンドウの方だそうです。ここで遭遇したのはミナミバンドウなので一緒に泳いでみます。ボートがイルカの近くで降ろしてくれるのでイルカの方に泳いでいきます。ボートに拾われては海に入る、というのを繰り返しましたが、何度かイルカが目の前やすぐ横を通っていきます。手をのばしたら触れるんじゃないかと思うほどです。これはすばらしいです。感動ものです。カメラも持って入りましたが、はっきり言って写真なんぞ撮っている場合ではありません。まぁ、透明度があまり高くなくて写真はきれいに写らないというのもありますが。

しばらくイルカに遊んでもらった後、聟島列島を目指します。途中、北へ向かう途中のザトウクジラにも遭遇します。あまり近くでは見られませんでしたが、それでも潮吹きやしっぽなんかを見ることができました。

聟島列島南端の前島に到着します。ここでもミナミバンドウイルカと遭遇し、遊んでもらいます。次にイソマグロが群れているマグロ穴を見に行きます。その名の通り、下の方に沢山イソマグロが群れています。その後ハシナガイルカとも遭遇します。ハシナガは人間とは一緒に泳いではくれないのですが、ボートの周りを一緒に泳いだりボートの波に乗ったりするので、船の上からながめるのが正しい楽しみ方のようです。ただ、ここで遭遇したハシナガはお休み中だったらしく、あまり活動的ではありません。基本的に夜行性なので、午前中はこんな感じとか。

次に聟島に向かいます。ボートは岸まで入れないので、みんなでお弁当などを持って岸まで泳ぎます。岸でお弁当を食べて一休みした後はハイキングです。聟島のてっぺんまで登っていきます。標高は88mらしいです。てっぺんはとても見晴らしがよいです。第二次世界大戦中のトーチカの跡なんかもあります。写真なんぞを撮った後、海岸まで戻り、船に泳いで帰ります。

次はシュノーケリングで楽しみます。ドルフィンスイムの時ちょっと水温が低めで寒かったので、ウェットスーツを着ておきましょう。聟島と鳥島の間の水路を北側から泳いでいきます。ネムリブカやエイにも遭遇しました。鳥島にはその名の通り鳥が沢山います。シュノーケリングの後は、船に上がってバードウォッチングです。

そうこうするうち、時間も15時30分くらいになりました。クジラやイルカを探しつつ父島に帰ることになりました。

嫁島近くで、ハシナガイルカに遭遇します。朝と違って元気なようです。ボートの周りを一緒に泳いでいます。ボートの波に乗って泳いでいるのもいます。全部で100頭くらいいるんじゃないでしょうか。泳いでいるイルカはとてもきれいです。しばらくボートでぐるぐる回ってイルカに遊んでもらった後、父島に向かいます。

18時くらいに父島に戻ります。カヤックで南島に行けなかったのを残念に思っていたところ、翌日の午前中南島に行くツアーがあるとのことで、翌日もお願いすることにして宿まで送ってもらいます。

宿に戻ってシャワーを浴びたりした後、夕食を食べて本日も終了。