秋の山陽・山陰の旅 7日目

6:30頃起床。風呂に入って、朝食を食べて8:30宿を出発。山口駅近くまでバスで行き、レンタカー屋へ。三菱コルトを借りて、9:02出発。秋吉台方面を目指す。

遠い方からということで、まずは景清洞へ。10:19到着。大正洞との共通券+探検コースで1,800円。券っていってもレシートだけど。探検コースだとゴム長靴、ランプ付きヘルメット、懐中電灯を貸してくれる。懐中電灯は自前のものがあるので借りなかった。10:37洞内に入りとりあえず一般コースの終点まで行き、探検コースへ。一般コースは数mの高さがあり照明もあるが、探検コースは天井も低く照明は全くない。下も石がごろごろしていてゴム長の薄っぺらい底だと足が痛い。借りたヘルメットをかぶりランプを点ける。が、あんまり明るくない*1。しかもランプはヘルメットに固定されてるので、自前のヘッドランプを使うのも難しい。そんなわけで、自前の懐中電灯も点灯。途中脇道に入ったりしつつ、探検コース中程の広間まで行く。ここから先の道は入口がいまいちよくわからない。下の石も大きくなっていて更に足場が悪くなってなってきた。ここから先コケそうになりながら重い一眼レフをぶら下げて行くのもちょっと不安だ。というわけ*2で、ここから引き返すことにする。探検コース入口まで戻り、一般コースをゆっくり観察しながら戻る。この洞は成長はほとんど止まっているようだが、天井の鍾乳石の形状がいろいろあり楽しい。明らかに天井が崩れて落ちたと思われる大きな岩が転がってたりもする。11:29洞から外へ。駐車場の車まで戻り、昨日買って食べていなかった津和野のいなり寿司で昼食。

12:04大正洞に向けて出発。12:14大正洞駐車場着。共通券のレシートを見せて12:28中へ。入口は洞の低い部分にあり、迷路のような通路を通りつつ上に上がっていく。全部で5層あるそうだ。天井にはコウモリが何匹もぶら下がっている。一番上の層まで上がると、かなり広い空間になっている。いろいろな形の二次生成物がある。つらら石の真下から数m離れたところに石筍があったが、これは地殻変動などによって場所がずれたとのこと。

13:01大正洞から出た後、近くにある秋吉台エコ・ミュージアムを見学。秋吉台の鍾乳洞の成長過程の解説や二次生成物の模型があり、非常に参考になる施設であった。

14:13駐車場に戻り出発。途中駐車場に車を止めて帰り水のドリーネを道路から観察。14:27長者ヶ森の駐車場に車を止めて、40分ほど秋吉台を散歩。ラピエやドリーネを観察する。

15:09駐車場発。15:15秋吉台展望台近くの駐車場着。エレベーター口まで歩き、1,200円也を支払い洞内へ。第一印象は「でかい!!!」30〜40mくらいありそうな洞内を立派な川が流れている。川幅は一番広いところで20mくらいはありそう。富士山のような形の山になった石筍や巨大な石柱など、二次生成物もスケールが大きくおもしろい。正面入口近くでここでも探検コースを発見。300円を料金箱に入れてはしごを上る。照明も暗く、滑る通路をどんどん上がって、洞の天井近くまで上がれる。正面入口から一端エレベーター口まで戻り、黒谷支洞を見学。こちらは本洞よりは狭いがいろいろな二次生成物が観察できる。黒谷口から出て展望台まで歩き、閉館間際に秋吉台科学博物館に到着。見学。

16:39駐車場発。途中ガソリンを入れて18:01レンタカー屋着。山口駅まで歩き、湯田温泉通までバス。宿に戻ってまたお腹いっぱい食べて風呂に入って本日も終了。

*1:後で明るいところで中を見たら、クリプトンやキセノンじゃない普通の豆球だった。暗いはずだ。

*2:いや、一人で誰もいない真っ暗な洞窟の中を行くのは結構怖いんですよ。後ろを振り向いたら、一瞬帰り道の穴もどこだかわかんなかったし。