父島1日目

今日はいよいよ父島到着です。朝は4時過ぎに起きて朝日の写真を撮ります。その後もう一度寝て、起きたのは7時くらいでしょうか。レストランに行き朝飯を食べます。その後は前日に申し込んでおいた機関室と操舵室の見学です。9時から1時間弱かけて案内してくれます。船のエンジンはでかくてうるさくて暑いです。操舵室はやはり今時の船は通常は完全自動航行でした。東京湾内や入港時は手動操船だそうですが、それ以外は自動で操舵室の当直も2人だけだそうです。

見学が終わるとちょうど聟島列島を過ぎたところです。もうすぐ父島です。

定刻よりちょっと早く11時15分頃父島二見港に到着しました。良い天気です。船を下りて預けた荷物を受け取ります。宿の人が迎えに来ていたので、昼食の弁当を買い宿に向かいます。宿に着き荷物の整理をした後、弁当を食います。そうそう、1日延泊できるかどうかを聞いてみると、問題ないとのことなので父島6泊、母島2泊に変更することにします。弁当の後、宿の前の海まで行って足をつけてみましたが、ちょっと冷たい感じです。5月9日の記録では水温が19度だったそうです。小笠原とはいえ、まだ水温が上がるには時間がかかりそうです。

一休みしたところで、港近辺に出かけることにします。レンタルバイクを借りるつもりでいたのですが、宿のオーナーのスクーターをガス代だけで使っていいそうです。といっても、ガスはほとんど空なので、とりあえずスタンドに向かわなければいけません。スタンドの場所を教えてもらい出発します。スクーターに乗るのは何年ぶりでしょう。ヘルメットが案外重いことも思い出しました。なんとかガス欠にならずにスタンドに到着し、満タンにしてもらいました。小笠原はガソリンが高いです。なんと196円です。たかだか5lちょっと入れただけなのに1000円以上取られました。

気を取り直して山の中腹にある展望台、通称ウェザーステーションに向かいます。ここは時期によってはホエールウォッチングもできる眺めのいい場所です。何枚か写真を撮って、すぐ近くの三日月山に向かいます。といっても歩いて15分くらいです。ここもなかなか眺めがよいので、写真を撮ってみます。

次に目指すは海洋センターです。ここはウミガメの飼育などをしています。狭い町なのであっという間に到着します。ボランティアの学生(?)にいろいろ説明なぞしてもらいます。勉強になります。

14日に予約している聟島ツアーの打ち合わせに来るようにいわれていたので、パパヤというお店というか民宿に向かいます。ここで当日の迎えの時間や持ち物を打ち合わせました。7時25分に宿に迎えに来てくれるそうです。

次はビジターセンターです。展示をひととおり眺めたあと、ビジターセンターのおばちゃんとおがさわら丸や来年就航予定のTSLの話をしました。このおばちゃんはちょうど私が前回小笠原に来た91年くらいに小笠原に移住したとのことです。

あとは飲み物なんかを買って宿に戻りましょう。夕食は結構豪華でおいしいものでした。島の野菜なんかを使っているそうです。カンパチの刺身も島で捕れたものだそうです。でも北のものと違ってあまり脂がのったのは捕れないそうな。ちなみに今日は私の他には船検の仕事で東京から来ている人が一人だけです。

夕食も食い終わり、しばらくうだうだした後寝ることにしましょう。